青島手帖

でっこぼっこじゃりみち〜♪(°∀° )ノ

【碧の仮面】『ポケットモンスター スカーレット』ぼうけんノート

ゼイユの家へやってきた。

この村の歴史にくわしいおじいさんに、『みどりのかめん』の話を伺おうとしたその時、スグリがやってきた。マズい!

ゼイユの追い返し方。静止画像だとわからないけれど、ゼイユが怒っている場面ではその握り拳がワナワナと小刻みに震えていて、ガチ怖いんですわ。

捨て台詞を残し、門の外へと駆け出していくスグリ

おじいさん……もっとがんばれ。

「そんなことより カカオ!あれ!じーちゃんに あれを 見せるのよ!」

わざと別のアイテムをおじいさんに見せると、怒るゼイユが見られるぞ!

鬼の面だった。


その鬼の名前はオーガポン。一族だけで口伝えられていた真実の話。

はるか昔、異国の地より男と鬼がやってきた。村から歓迎されず、裏山の洞くつでひっそりと暮らし始めた。『Pokémon LEGENDS アルセウス』で同じような目にあったので「ああ、こうなるわ〜」って納得する。よくできてて感心する。

不憫に思った村のお面職人が、彼らのためにお面を作った。男と鬼はお面で顔を隠し、村のお祭りにこっそり参加するようになった。

異国の宝石をあしらった光り輝くお面は、たちまち評判となった。

その噂を聞きつけた欲深いポケモンたちが、仮面を奪いにやってきた。居合わせた男が、どうにか1つだけ面を守ったものの、3つの仮面は奪われてしまう。

鬼はその面をかぶり、欲深いポケモンたちを追いかけて倒した。怒りに満ちた鬼の姿をみた村人は恐れおののき、3匹のポケモンが身をていして村を守ってくれたと誤解した。

鬼はひとり、傷つき、悲しみながら裏山へと姿を隠した。

キレるゼイユ。「伝わってる話と 逆じゃん!出るとこ 出てやるわ!」

もっこさまを大切に思っている村人たちに、これまでの長い歴史の過ちを伝えることはとても難しい。かつて、ご先祖様とお面職人も真実を訴えたものの、村人たちから相手にされず、異端扱いされた。

この村に住み続ける子孫たちを守るため、あえて歴史の真実を表に出すことはせずに、口頭だけで伝えてきたのだった。

そんな中、繊細な心を持ったスグリだけが鬼の味方になっていたのだ。

時期をみてスグリにも真実を伝えるので、今は『この話』は秘密にと……。なおさらスグリに隠し通さなくてはならなくなった。

面の額部分の宝石が少し欠けていたので、おじいさんに『みどりのかめん』を預けた。

お面を修復してオーガポンに届けてあげよう。きっと喜んでもらえるッ!

門の外でスグリはすべて話を聞いていた……ヒィ!

今日はここまで!