青島手帖

<30分1本勝負> ニューディール・カワサキ 対 バロメッツ・ヤマト

漫画喫茶での読書体験を語る 〜うる星やつら1〜2巻〜

漫画のイッキ読みをしたくなったので、近隣のインターネットカフェを調べて行ってみた。どちらかというと漫画喫茶的な利用。
「漫画喫茶があると漫画の売れ行きに影響が……」とのご意見もあるけれど、私はむしろ「読んでみたら面白かったので全巻揃えてしまう」パターン。

これまでにインターネットカフェを4回ほど利用したことがある(どれも店舗が違うので、会員証が増える一方)どのお店も快適かつ最高の環境で、いまのところ、不快な思いをしたことはない。スタッフさんに感謝しかない。あ、一回、私のブースに間違えて入ってしまったお客さまがおられたけれど、スタッフさんが解決してくださった。
ここ数年は新型コロナウイルス感染症の影響で足が遠のいていたけれど、そろそろ行ってみようかなと思い立った次第。

ネットカフェ受付が劇的に変わっており、会員登録がタッチパネル方式に!身分証明書をリモートでチェック。放送大学の学生証の読み込みでセンター更新に数分間掛かり、ちょっと笑った。「昭和生まれで学生証?」みたいな。

店内マップに狼狽えたし、さまざまな初心者入門の実績を解除をした。

  • 迷子になり、女性スタッフに助けを求める
  • 店内のドアに男性スタッフをはさむ
  • 店内のドアに女性スタッフをはさむ
  • フリードリンクの使用法を教わる
  • 迷子になり、男性スタッフに助けを求める
    • おかげで店内フロアマップを憶えたし、清算時のタッチパネルは完璧に使いこなせた。

漫画の本棚の充実度が高く、昔の漫画本も全巻揃っていて美品。どれを読むかでモノスゴ悩む。結局『うる星やつら』の1〜2巻を読んだところで今日の予定時間は終了。

うる星やつら 1話目のスピード感が半端ないっス。忘れかけてたけれど、そもそもは不運すぎるあたるが主人公でしたわ。

ついでに、以前描いたラムちゃんを再掲載。

一話完結なので「このペースだとネタが尽きるのでは?」と心配になるけれど、流石は高橋留美子センセイ!ここからキャラクター設定を練りこみ、ストーリーを膨らませ、長期連載の超ヒット作を生み出すんですよ。

そして漫画界に『キャラクター設定が重要』という礎が刻まれたのであった。

私は原作ファンなので、1981年版アニメ『うる星やつら』が心底大嫌い(スミマセン)でしたが、今回1〜2巻を読み返してみて、この時期の空気感に忠実だったのかもしれないなと思い直した。*1

2022年版アニメ『うる星やつら』はホント素晴らしい。改めて感心しましたわ。連載当初のごちゃついたストーリーの流れをきれいにまとめる手腕がスゴい。素直に「アニメ版、すごくイイじゃん!」って思う未来がくると思わなかった。過去の自分に教えてあげたい。

*1:Wikipediaによると、アニメ放送開始当初は苦情が殺到してたんですね……。