「どっちを買えばいいんだろ?」と悩んだ建築系パース本2冊、図書館で借りてまいりました。
『スケッチ感覚でパースが描ける本』が、パースについてどこまで解説しているのかを確認したかったのヨ。遠近法の描き方についてはWeb上でもけっこう紹介されているので、その範疇であるなら買わなくてもいいかな〜って。
スケッチ感覚でパースが描ける本(2012年)
さまざまな遠近法のテクニックがコンパクトにまとめられていて、さらっと読める。
斜め天井、アーチ、階段、そして池に映った建物や坂道の描き方などのポイントが押さえられていてわかりやすい。パースに馴染む人や樹、車のカンタンな描き方などもあり、影の落ち方の法則は目ウロコ。適当パースの概念が、わりと「感覚で決めます」「適当に決める」なので、普段からの観察力(写真などの資料を見ながらでもOK)が重要なんですネ。
ドット絵で室内とか建物、風景を描いてみたい方は『アクソノメトリック』の手法がめっちゃ役に立つゾ。コレ、いちばん声を大にして言いたい!
スケッチ感覚でインテリアパースが描ける本(2019年)
コチラはもうスケッチ感覚ではないですね。ガチの建築系パース。背景を描き込みたい方はコチラを2冊めとして読むといいカモ。『合成法を用いた外の風景のつくり方』は目ウロコ!ミニチュアの背景テクニックですわネ。
どちらの書籍に書かれている内容は、人によっては感覚的に全部習得している方もおられるだろうな〜って思う。私のよーに「なんかどうみてもものの形が立体的につかめないんですけど・・・」的な人向き。こむずかしくならないようざっくり解説されているので、とっつきやすい。
一冊目の『スケッチ感覚でパースが描ける本』が買いです!Kindleで買っちゃう!
で、今度は図書館で『いちばんやさしいパースと背景画の描き方』を借りてくるワ。