書店の中学生用の問題集・参考書の棚のいちばん上の段にひっそりと並んでいた『中学生の成績が上がる! 教科別「ノートの取り方」最強のポイント55』
なにこれ気になる!
中学生の成績が上がる! 教科別「ノートの取り方」最強のポイント55 (コツがわかる本!ジュニアシリーズ)
- 作者: 小澤淳
- 出版社/メーカー: メイツ出版
- 発売日: 2012/03/05
- メディア: 単行本
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表紙に『成績も偏差値もぐんぐん伸びる!』と明記されている。ホントかな〜?中学校ではノートの提出があるので、よいポイントを押さえておけば、内申点に関してのよい影響はあるよネ。
教科別にノートの効率的な書き方が紹介されている。実際に(?)使われているノートを例に出して、よい点とダメな点を並べて比較しているので、とてもわかりやすい。
なによりおどろいたのが、一つの教科で複数のノートを使い分ける方法を提唱している点!
たとえば、数学なら
- 授業ノート=普段の授業用
- まとめノート=公式など重要なポイントをまとめる
- 演習ノート(宿題ノート)
受験生にはもう一冊、
- 解き直しノート(過去問ノート)
4冊!?ノートをふんだんに使えという作戦!思いつきもしなかったワ・・・。
なんつか、今の私なら「なるほど!」と思うけれど、中学生当時は日々の雑多な問題に思考を奪われ、この方法を提案されても取り入れる余裕はなかっただろうナ。逆に言えば、取捨選択が早く、よいアイディアをぽんぽん取り込める人はどんどこ賢くなっていくワケですよネ。
高校生の頃、性格が明るくて面白い、そして学校イチ成績のよい友人がいた。毎回テストはほぼ満点。でも、塾に通っていないし、課題や宿題をまったくしてこない。さらにはノートをとらないっつー不可思議さ。「どうしてテストで満点がとれるの?」と聞いてみたら「授業を丸暗記している(先生の話から黒板の板書をすべて!)」という真似しようのない超能力を持っていた。
ノートへきちんとまとめるコトによって、記憶の定着がはかりやすいタイプの方(視覚優位型カナ?)にオススメの本ですワ。・・・娘は聴覚優位っぽいんだよナ。