いつのまにか育っていた尿素の結晶。あの日が成長のピークだろうと思っていたのが甘かった。ピンク色の彼女はまだまだ成長中だった。
娘は学習机の本棚に尿素の結晶カップを置いていた。
密かに結晶化はどんどこ進み、本棚に並べてあった辞書やファイル、下敷きにまでピンク色に染めていたのに、やっと気がついたのが今日の夕方。でっかく育って、そりゃあ娘は大喜びサ。カーチャンは悲鳴をあげたケドさ。
幸い、辞書類はビニールカバーで包まれているし、ファイルは昨年度のもの、下敷きはゲーム購入特典でもらったものだったので、特に困るような被害はなかった。
危険なので、紙箱の中に入れておくヨ。思う存分育つがよい。・・・モールはどこにいった?
- 尿素の結晶化シリーズ:青島手帖-尿素で結晶を作ろう